HOME千鶴園で、してきたこと・していること
施設環境のこと
- リハビリ機器の充実を図っています。
- 感染予防
- 消毒液の設置
- アクリル板の設置
- 1時間ごとの室内消毒(机、トイレのドアノブ、トイレ内の消毒、リハビリ機器)
- 体温センサーを入口に設置
- 換気、手洗いの声かけ
- 公用車の消毒
- BGMの選曲
- パーキンソン病対応の曲を流しています。
- ご利用者から要望のあった聴きなれた歌謡曲を流しています。
- 全室個室で、お部屋前がリビングとなっているので、お一人で過ごしたいときはお部屋で、皆と過ごしたいときはリビングで...とお好みに合わせてお過ごし頂けます。
- 馴染みの物に囲まれて、ご入居前に近い環境で生活していただけます。
- 施設の中にいても四季を感じていただけるよう、お花や設えなど、季節を感じる工夫をしています。
- ユニットに洗濯機、乾燥機があるので、更衣、洗濯がすぐでき、気持ちよく過ごしていただけます。
- 各ユニットにDVDデッキ、1階には大きなスクリーンやカラオケも整備されているので、テレビ以外の娯楽も楽しめます。
- ユニット内にキッチンがあり、冷蔵庫、炊飯器、レンジ、ポット、トースターを設置しています。
お食事のこと
- その方に合わせた食事形態やテーブル配置、食器や箸・スプーン類を整え、安心安全かつ楽しく食事ができる環境を作ります。
- 誕生日には、お好きなメニューを一品ご準備します。
(お寿司、焼き肉、パフェ… その方だけの特別メニューです。)(食事でもおやつでもOKです。) - 年に数回、バイキングを行なっています。
- 時々外食します。お好み焼、喫茶店、ファーストフード、ラーメンなどなど。外で食べると雰囲気も違い、食事が進みます。
- 出前もとります。ピザ、お寿司、お弁当…本格板前寿司を注文し職員がとりに行き、お昼に頂いたり、訪問販売のパン屋さんや、ヤクルトの配達、ネットスーパーなどでお好みの物を注文することができます。
- 調理もします。特に女性は、家事をされていた方が多く、皆さん包丁さばきはお手の物。たこ焼き、ケーキ、冷やし中華、カレーなどなど…調理に参加して頂く事で、役割作りや、リハビリ等良い事がいっぱい。何より、楽しい!!
- お酒を飲みたい! ノンアルコールビールや、養命酒、甘酒など飲まれている方がいます。
- 時間にとらわれず、好きな時間、飲みたい時に飲みたい物を飲んでいただくことが可能です。
- お身体の状態に合わせて、糖尿病食や減塩食等、療養食や栄養補助食品の準備もできます。
入浴のこと
- お好きな入浴剤を入れてお風呂に入ります。お花が好きなご利用者で、生花の薔薇風呂に入られていた方もいらっしゃいました。他、菖蒲湯やゆず風呂などなど…
- その方にあった入浴方法を考え、お手伝いします。難しい介助の必要な方でも、他職種で相談しながら、心地良い入浴を考えます。
- 各ユニットにお風呂があり、すべてのお風呂に昇降椅子付きの個別浴槽があるので、座位のとれる方ならほぼ個浴で入浴する事ができるように設備を整えています。
- 1対1で入浴介助にあたります。入浴は、コミュニケーションの時間としても考えており、楽しいお話しや、マッサージ等をして、ゆったりと入浴していただくよう心がけています。
- ご本人の状態に合わせて、寝たままの姿勢で入れるお風呂もあります。
- 手浴、足浴も出来ます。
- ご本人に合わせたボディーソープやシャンプー、リンスで清潔を保ちます。
排泄のこと
- お一人お一人に合った、排泄方法やパットなどの種類、排泄時間を常に考えてケアに当たっております。
- ご本人の負担がなければ、出来る限り座位の姿勢で排泄して頂きます。
- きなこ、お酢、ヨーグルト、お芋、甘酒等でお通じが出やすい体質改善を目指し、下剤に頼らない排泄ケアにとりくんでいます。
- 委員会活動(ヘルシー委員会やユニット会議時)にオムツから布パンツへの移行や排泄方法の検討など、自然な形の排泄ができる様日々チャレンジしています。
- 排泄物を人に見られる事がどれほど嫌な行為かを意識して、ケアにあたっています。
- ブリストルスケールによる便の性状分類を行い、お通じからもお身体の状態を観察しています。
お出かけのこと
- 出来る限り、自然や四季を感じて頂ける様に、散歩やドライブに出かけます。春は桜、秋はコスモス。遠くまで行けなくても、近くを散歩し、子供の声や、動物の鳴き声を聞く事で、癒されています。
- 自宅へ帰りたい希望を叶えます。施設入所すると、「もう家へは帰れないのでは…」と考えがちですが、「帰りたい」といった希望も受け付けます。一時帰宅や外泊、ご家族との外食などなど、柔軟に対応しています。希望をお聞かせ下さい。
- 家の畑を見に行きたい。もともと季節の野菜類を作っていた方でレモンが気になると、車いすで自宅に帰り、レモンの収穫をされる方がいました。
- 皆さん買い物が大好きで、近くのスーパーやドラッグストア、パン屋さんで良く買い物ツアーを企画し、まちへ出かけています。最近ではコロナ禍にあり、外出制限を余儀なくされました。そんなときでも、お好きな買い物をなんとか実現できないかと、職員がアイデアを持ち寄り、施設内でお店屋さん「すぐそこ屋」を開催しています。(不定期) 自分で選び、自分でお金を支払う当たり前の日常の継続を応援しています。
ご家族のこと
- ご家族と一緒に過ごしていただける時間を作ります。ご家族の希望で、お誕生日会、焼肉パーティ、新年会などを企画され、開催した事もあります。その際は、気兼ねなく過ごしていただける様、別のお部屋を準備します。
- お孫さん、曾孫さんの来園もちろんOKです。時には、職員の子供が遊びに来て、ご利用者に抱っこして頂いたりもしています。
- 来園は、事務所の空いている時間内ならいつでも大丈夫です。
- ペットに会いたい方はご相談下さい。もともと万亀会は、マリリンというわんこと生活していました。ご家族や職員のワンちゃん、猫ちゃんを連れてきて頂き、ひと時を一緒に過ごして頂けます。ご相談下さい。
お身体のこと
- 高齢の方は、肌が乾燥しやすいため、保湿ケアを行なっています。
- 爪切りや耳そうじをさせていただきます。
- 健康面、体調面で不安な事があれば、看護師が健康相談、助言を行っています。※必要に応じて、病院受診を促しています。
- 健康診断を定期的に行なっています。必要に応じて血液検査もします。
- 薬の服用に関するアドバイスを行っています。(定期的にお薬手帳の確認を行っています)
- 月初めに体重測定を行い、お身体の状態を確認しています。状態によっては、必要に応じて体重測定を行っています。
- おいしい食事を摂ってもらうため、健康維持のため、その方に合わせた口腔ケアに取り組んでいます。
リハビリのこと
- 入所サービスでは機能訓練指導員を配置し、生活リハビリを日常生活の中で行ないます。※機能改善目的のリハビリではなく、今出来る事を維持することを目標とした、日常生活の中でできるリハビリを行なっています。
- ご希望者と、集団体操をしています。
- 有酸素運動をすることで、認知機能の維持を行っています。
- 寝たきりのご利用者は、全身の関節運動を行うことで拘縮予防を行っています。
- 食事を噛んだり、飲み込んだりすることが苦手なご利用者は口腔体操を行っています。
- 屋外を散歩することで、認知機能の維持を行っています。
- ボールを使ったゲームをすることで、体力と認知機能の維持を行っています。
- チーム対抗で、ゲームをすることで、社会性を維持し、認知機能の維持を行っています。
リハビリディサービスちづる のこと
- 3ヵ月ごとにリハビリの評価・プログラムの見直しを行っています。→10m歩行、片足立ち、握力、TUG、下肢筋力の測定をします。動作能力をみていきます。
- ニーズ、希望、健康状態に応じたリハビリプログラムの作成を行っています。
- 自宅でも体操がしたいと希望があれば、自宅でできるプログラムを作成し、指導させていただきます。
- 到着時のバイタル、転倒や痛みの有無によって、運動プログラム、運動量の調整を行っています。
- ご利用者の介助方法の定期的な見直しを行っています。
- リハビリを行う上で身体的に問題がある場合は、主治医に相談していただき許可をもらうようにお願いし、安心して運動に取り組んでいただけるようにしています。→医師への相談内容は事前に本人に伝えておきます。
- 杖や歩行器、車椅子など福祉用具の相談があればお話を伺い、適当な福祉用具を選定し、担当ケアマネジャーに連絡し、手配を依頼します。購入の場合は、業者への連絡などの手助けを行っています。
- 自宅でより安全で動きやすく過ごせるように、福祉用具の提案も行っています。
- 認知症予防の為の脳トレプリントを提供しています。→自由に取れるようにしてあります。脳トレの問題集であれば、希望の箇所をコピーしています。
地域のこと
- 地域見守り隊 野口北小学校児童の下校時に、見守りと声掛け運動をご利用者と職員で行なっています。「ありがとう」と言う立場から、「ありがとう」と言われる立場へ、ご利用者の役割作りの一環から、開園2年目から活動し、現在5年目をむかえました。活動当初は、参加者も少なく、参加されても恥ずかしそうに小さく声をかける程度であったのが、活動を重ねるにつれて、ご利用者と順番に、ハイタッチして歩いたり、子供たちにぐるっと囲まれ、逆に挨拶をされるくらい明るく楽しい時間となっています。ご利用者が、まるで握手をねだられるアイドルの様に輝いています。挨拶の言葉も、「さよなら~」等だけであったのが、冗談を交えた会話に変わり、回数を重ねるにつれて、ご利用者や地域の変化を実感しています。
- 認知症キャラバンメイト活動 加古川市で活動する認知症キャラバンメイトが主となり活動を行なっています。地域の企業や学校、役所に出向き、認知症の理解を深める活動を行なっています。地域住民だけでなく、他施設の職員や他職種の方々とも交流できる貴重な時間です。
- 認知症ケア専門士がいます 認知症高齢者等のケアに関する研究の推進、ケア技術の教育、社会啓発活動等を通じて、質の高いケアを実現し、認知症高齢者及び介護者等の生活の質を高め、豊かな高齢社会の創造に資することを目的に、日本認知症ケア学会の認定試験・面接により資格取得をした職員が在勤しています。
- ちづナリエ 「コロナ禍でもできる地域貢献を!」をスローガンに、2020年から始まりました。直接お会いすることが出来なくても、ちづナリエをみて私達の事を思い出して頂ける様に、明るい光をともして、地域を見守る事ができる様に…今年度千鶴園でご逝去された方々への鎮魂・追悼の意も込めて、「あなたを想う」メッセージも一緒に発信しました。コロナ禍で外出制限をしている職員に向けて、癒しの思いもこもっています。
- 出張デパート 買い物が好きだけど、買い物に出る事がしんどい高齢者の為に、施設1階を一日デパートに!衣類や靴、お菓子など…お好きなものを自己選択し、購入する。そんな機会となっています。近隣の方や、ボランティアさんの参加もあり、賑やかなひと時となっています。
- 講演会開催 三木副施設長が老人大学や地域の公民館、地域のコミュニティセンターなどに出向いて講演会を行っています。又学生さん(看護学生、医学生、教育学部学生)には看取りについての講義を行っています。
- 野口北小学校・幼稚園交流会 小学生や保育園児と、季節の行事に合わせて交流会を開催しています。七夕、音楽会、運動会、クリスマス…子供たちと触れ合いの時間です。
- オレンジカフェ 地域包括支援センター主催の認知症カフェを万亀園デイサービスにて1回/月開催しています。イベント開催などもあり、毎回笑い声が沢山響いています。
- 運営推進会議開催 千鶴園ご家族代表、地域の町内会⾧、民生委員、加古川市役所職員、地域包括職員に来園頂き、施設の中での様子や、運営状況を報告しています。
- 施設見学 施設見学会を受け付けています。過去には、第2恵泉の職員様、こぶし園様(村岡)、野口町民政協力委員様などの見学がありました。第2恵泉さん、村岡こぶし園さんとは、見学会の後で交流会も行ない、活発な意見交換ができました。